釣りマダイのブログ

釣りのマダイの釣り日記です。

円錐ウキの浮力は?

フカセ釣りでは円錐ウキを使います。

この釣りコラムの制作者:常磐幸助

棒ウキを使うこともありますが、メインのウキは中通し円錐ウキです。

円錐ウキには「000号」、「00号」、「0号」、「B」、「G2」、「3B」等といった表示がされています。

このウキの浮力を表しています。「0」はウキ単体でギリギリ浮いてる状態で、少しでもオモリ(ガン玉など)や、ラインの抵抗等の力が加わると沈みます。

この「0」を基準として「G2」、「3B」と浮力が大きくなり、投げサビキやのべ竿のウキ釣り等で使うような大きさ発泡ウキの浮力になると、1号以上のものもあります。

この「G2」、「3B」といった表示はガン玉やオモリにも同じ表示がされています。

このウキの浮力表示と同じ重さ表示のガン玉の力が加わると力が釣り合います。

浮力が釣り合った状態であれば、水中の魚に余計な浮力や違和感を感じさせず、

針に付いたエサを喰わせることができます。

つまり、ウキ止めで仕掛けが止まる半誘導仕掛けでは、ウキ下に浮力表示と同じ重さのガン玉を付ければOKです。


ここから話が複雑になります。

厳密には針やエサの重さ、道糸が受ける潮や風の抵抗、海水の塩分濃度によって、ウキの浮力と同じ重さのガン玉付けてもウキが浮きすぎてしまったり、沈んでしまったりで釣り合わないこともあります。

例えば、大雨の後の海では塩分濃度低くなるので、「G2」のウキに「G2」のガン玉を付けてもウキが沈んでしまうこともあります。

あくまでも、ウキの浮力と同じガン玉の重さ力をかかると釣り合うということになります。

終わり